ジーンズの色について

皆さんは「ジーンズの色といえば?」と聞かれて、何色を思い浮かべますか。

今や様々な色のジーンズが市場に出回っていますが、やはり多くの方は、 昔ながらに馴染みのある、青や藍色(インディゴ)と答えるのではないかと 思います。

もともと、アメリカで生まれたジーンズですが、青や藍色(インディゴ)に 染め上げられているのには、れっきとした理由があります。

元々は、作業着として生まれたジーンズ。 そのジーンズを履く鉱夫達の仕事場は、多くの虫や蛇がでました。

そこで、足を噛まれないようにと、蛇や虫除けに効果的とされる 「ピレスロイド」と呼ばれる蛇や虫が寄り付かない成分が入った、 天然染料のインディゴを使ってジーンズ染めたことが、 ジーンズが藍色になった理由なんだそうです。

ピレスロイドによる蛇や虫除けの効果は、科学的にはある程度のものと されていますが、毒に侵される恐怖を抱えた当時の鉱夫たちにとっては、 大変貴重な作業着だったと考えられます。

尚、1900年代に入ってからは、蛇や虫除け効果のない化学合成染料の インディゴが主流となり、現在、天然染料インディゴで染められた ジーンズは、高価ながらもいくつかのメーカーから少数生産され 愛好家の間で今も尚人気を集めています。